対策 1 |
ハード的な問題なのかソフト的な問題なのかを切り分ける為、PLCと接続している場合は、接続ケーブルを抜きGP単体で電源の入り切りをして現象が出るのかどうか確認してください。 |
| ケーブルを抜いたら現象が改善した場合 | → | A)へ | ケーブルを抜いても現象が改善しない場合 | → | B)へ | ケーブルを抜く事ができない場合 | → | A)とB)へ | |
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A) | システムデータエリア(*1)の先頭(*2)から+9ワードにHexで「FFFF」というデータが入っていると、GPの画面の表示が消えます。PLC側から確認していただいて、+9ワードに「FFFF」が入っている場合、「0」を格納すると画面が表示します。 また、+14ワードの00ビットをONしていると、GPのバックライトを消えます。PLC側から確認していただいて、+14ワードの00ビットがONしている場合は、OFFするとバックライトが点灯して画面が表示します。 もし、システムデータエリア(*1)の領域が、PLCのラダープログラムで使用している領域と重なっている場合は、システムエリア先頭アドレス(*2)を変更してください。 |
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| MEMO | *1 | システムデータエリアとは | | GPの内部エリアの先頭から20ワードをシステムデータエリアと言います。システムデータエリアはGPのシステム(例えば、画面切替やバックライトOFFなど)を扱う領域となっています。 システムデータエリアはGP側で「システムエリア先頭アドレス」を設定することで、PLC側の任意のデバイスアドレスに最大20ワード割り当てることができます。 この領域をPLCに割り当てると、GPとPLCはシステムデータエリアの情報を交換することができるようになり、PLC側から画面切替やバックライトOFFなどの操作ができるようになります。 | *2 | システム先頭アドレスの設定箇所 | | ・ | GP-PRO EX(ソフト)での設定 エディタ上の[システム設定ウィンドウ]→[本体設定]→[システムエリア設定] | | ・ | GP本体での設定 オフラインの[本体設定]→[システムエリア設定] | | |
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B) | GPの画面データに何らかの異常がある可能性があります。強制転送(*3)で画面転送しなおしてください。 |
| MEMO | *3 | 強制転送の設定方法 | | 転送ツールの[転送設定]→[システム転送]より[強制転送]を選択します。 | |  | | |
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対策 2 |
エラーコードを確認し、再度FAQを検索してください。 |
| → 通信エラーコード一覧 |
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対策 3 |
輝度・コントラストが暗くなっている可能性があります。設定を確認してください。 |
輝度・コントラストの調整方法については「明るさ(輝度、コントラスト)を調整をしたい」を参照ください。 |
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輝度・コントラスト調整で直らない場合 |
GPの故障(ソフト or ハード)・バックライト切れ・GPの電源が切れている(故障)などが考えられます。 |
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A) | タッチパネルに正しく電源供給されているか確認の上、タッチパネル単体で電源再投入して画面表示するかご確認ください。 |
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B) | 電源を再投入しても画面表示しない場合は、「GPのオフラインモードに入れるか?」 「GPのLEDランプは緑色か?」 (バックライトが切れているかどうかは"*4"をご参照ください) などの状況を確認し、ソフトかハードかの原因切り分けの為、GPにバックアップデータを再転送して復帰しないか?などをご確認ください。 画面データの再転送で復帰しない場合はGPハード故障の可能性があります。 |
| MEMO | *4 | バックライト切れ検出 | バックライトが切れかけてバックライト切れ検出機能が働いている場合、LEDランプが下記のように点灯します。 GP4000シリーズ | 緑色に点灯 | GP4000シリーズ以外 | オレンジ色に点灯 | | | |
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