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GP3000,SP5000/ GP3000シリーズのCANopenモデルを使用しています。 新しい機種に置き換えできますか?

SP5000シリーズのオプション品にCANopenマスターユニット (型式: PFXZCHEUCAM1) がありますので、
以下の構成に置き換えてください。CANopenマスターユニット (型式: PFXZCHEUCAM1) はGP-Pro EX V4.07.200以降にて対応しています。
GP3000 シリーズ
CANopenモデル
SP5000シリーズ + CANopen マスターユニット
AGP3600-T1-AF-CA1M
AGP3600-T1-D24-CA1M
SP5600T + パワーボックス(型式:SP5B10)
+ CANopenマスターユニット(型式: PFXZCHEUCAM1)
AGP3500-T1-AF-CA1M
AGP3500-T1-D24-CA1M
AGP3500-S1-AF-CA1M (*1)
AGP3500-S1-D24-CA1M (*1)
SP5500T + パワーボックス(型式:SP5B10)
+ CANopenマスターユニット(型式: PFXZCHEUCAM1)
AGP3400-T1-D24-CA1M
SP5400T + パワーボックス(型式:SP5B10)
+ CANopenマスターユニット (型式: PFXZCHEUCAM1)
AGP3300-S1-D24-CA1M
AGP3300-L1-D24-CA1M
SP5400T *+ パワーボックス(型式:SP5B10)
+ CANopenマスターユニット (型式: PFXZCHEUCAM1)
* パネルカット寸法が異なります

*1 海外専用モデル

■外観サイズ
SP5000シリーズは、ディスプレイにパワーボックスおよびCANopenマスターユニットを装着する必要があります。
そのため、GP3000シリーズと外観サイズが異なりますのでご注意ください。
[参考例] SP5600TP+パワーボックス+CANopenマスターユニット装着図

(下図のディスプレイはSP-5600TPです。その他のディスプレイのサイズについては
SP5000シリーズハードウェアマニュアルをご参照ください。)

■ケーブル取り付け位置
ケーブル取り付け位置が側面取り付けから下面取り付けに変更になっています。
GP3000 シリーズ CANopenモデルSP5000シリーズ + CANopen マスターユニット
(例)GP3600シリーズ CANopenモデル


(例)SP5600TP+Powerbox+CANopenマスターユニット

SP5000 シリーズ下端から出るケーブルの長さは以下のとおりです。
ディスプレイサイズ機種SP5000 シリーズ下端から
出るケーブルの長さ
プレミアムディスプレイ10型SP-5500TP62 mm (2.44 in)
12型SP-5600TP49 mm (1.93 in)
15型SP-5700TP22 mm (0.87 in)
15型ワイドSP-5700WC37 mm (1.46 in)
19型ワイドSP-5800WC3 mm (0.12 in)
アドバンストディスプレイ7型ワイドSP-5400WA95 mm (3.74 in)
10型ワイドSP-5500WA70 mm (2.76 in)
12型ワイドSP-5600WA54 mm (2.13 in)
ご注意
上記以外にも、詳細が異なりますので、事前に必ずマニュアルにてご確認ください。

参照:
SP5000シリーズ ハードウェアマニュアル
GP3000シリーズハードウェアマニュアル
フィールドバスマスターユニット ハードウェアマニュアル


■その他の相違点
  • SDO通信に対するスレーブ機器からの応答に対して、タイムアウト処理を行う時間が長くなりました。
    各シリーズのタイムアウト時間は以下のとおりです。
    HMISDOタイムアウト時間
    GP3000/LT3000シリーズ100ms
    LT4000シリーズ1100ms
    SP5000シリーズ12000ms

    SP5000シリーズでは、スレーブ機器が起動に時間がかかるなどの場合に、機器によってエラーが出る場合がありましたが、タイムアウト時間を延ばすことでエラーが出にくくなり、より確実にスレーブ機器との接続が行えるようになっています。ただし、通信設定が間違っている場合などは、従来よりエラー検出までに時間がかかるようになります。
    SDO通信とは
    スレーブ機器のオブジェクトディクショナリを読み書きできる機能です。スレーブ機器の各パラメータ、通信設定等を変更することができます。
    SDO通信が実行される条件
    • Pro EXで以下のパラーメーター変更後、初回起動時に実施されます
      (スレーブ機器によっては毎回実施されるものもあります)

      パラメーター詳細
      - Pro EX上でEDSファイルを取り込み後、EDSファイル内で定義されている
    オブジェクトのデフォルト値を変更した場合
    PDOマッピング変更やPDOの設定変更なども含まれます。)
    デフォルト値が設定されていないEDSファイルを取り込み、値を設定した場合
    • ロジックにSDO命令を入れた場合
      - ロジック上にSDO命令を入れ、稼働中にスレーブ機器のパラメーターを読み書きする場合


  • SP5000シリーズでI/Oドライバ用のシステム変数を使用する場合、配列番号が以下のように異なります。
    GP-Pro EXでGP3000シリーズからSP5000シリーズに機種変更をした場合、配列番号は自動的に変換されます。
    ただし、[1]、[2]などの配列部分を変数で間接指定している場合は、お客様にて変更が必要です。
    システム変数GP3000シリーズSP5000シリーズ
    #L_IOFault[ ]#L_IOFault[1]#L_IOFault[2]
    #L_IOStatus[ ]#L_IOStatus[1]#L_IOStatus[2]
    #L_IOInfo[ ]#L_IOInfo[1]#L_IOInfo[2]
  • 表示器に表示されるエラーメッセージはGP3000シリーズの場合は「RGEE***」と表示されていましたが、SP5000シリーズでは「RGEF***」と表示されます。
  • GP3000シリーズとSP5000シリーズでは、変数保持のタイミングが以下のように異なります。
    GP3000シリーズSP5000シリーズ
    I/O出力前I/O出力後

    上記の違いにより I/O 出力直後に SP5000 を再起動した場合、前回の最終出力値と保持出力値が異なる場合があります。
    保存変数への保存タイミングはロジックプログラムのアドレスリフレッシュ周期に依存します。そのためアドレスリフレッシュの周期時間以上経過後に SP5000シリーズ本体の電源をOFFしてください。

    アドレスリフレッシュの設定確認方法
    [本体設定]ー[ロジック]ー[拡張]ー[アドレスリフレッシュ]で確認できます。


    アドレスリフレッシュの更新周期は[高速]選択時は50ms、[中速]選択時は100ms、[低速]選択時は500msです。
    ただし、[高速]選択時でも、デバイスにアクセスするロジックプログラムを多様すると、処理速度が遅くなる場合があります。

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